2011年2月23日水曜日

OP25B

何かの暗号かと思われるかもしれません。私は初見でそう思いました。これ"Outbound Port 25 Blocking"の略だそうです。

これでも解んないかも知れません。なんのことかというと少し前に迷惑メールの発信源を断とうというのでISP(インターネット・サービス・プロバイダ)各社がユーザー側からの他のホストのTCP/IPポート25番への接続を閉鎖するという行為(ある意味暴挙だと思いますが)に及んだわけです。これがこの"OP25B"なんです。このポートの25番というのは通常、メールサーバが口を開けてメールを待っているポートなんです。ですからこのポートを経路上で塞ぐと送信先のメールサーバにメールを送信できなくなります。「えっ?じゃあメール使えなくなるじゃん」と思われるでしょう。
そう、その通りなんです。
・・・プロバイダのメールアカウントを介する以外は。 ※ 追記

迷惑メールを減少させる。というのは結構なことと思いますがユーザの使い勝手を悪くする行為を伴いますからポッときめてすぐ実行したのはどうかと思います。まぁ、プロバイダのメールアカウントしか使わない、使ってもWEBメールでいいやという方が大半だったのでしょう。
しかし、どうでしょう迷惑メールやらなにやら減少したでしょうか。送信してくるサイトが変わっただけで減ってないように思えます。日本国内でだめならというので他国から送信してくるようですが。
それに、何を迷惑メールと定義するのか・・・個々人で違うでしょう。一度購入したショップからの五月雨式の垂れ流しメールのほうがよほど(ry
また、穿った見方をすればISPからすれば通信量は減るわ、クレーム処理も減る。それに何といってもプロバイダ以外のメールアカウントを使わない、使い難いということでユーザの囲い込みにもなる。一石三鳥だ!と取れないことも・・・

なんでこんなことを書き綴ったかというとメールサーバを仕立てているからなんです。

といって、迷惑メールをバラ撒こうというわけではありません。ハイ


因みに回避する方法はあります。プロバイダのメールアカウントでプロバイダのメールサーバから転送するようにすれば送信可能です。

対応策は下記のページなどを

http://www.aconus.com/~oyaji/mail2/op25b.htm

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/special/14369.html

http://domain-get.com/mailsofts/oe3.htm


※ 2/25追記:465ポートを使え(れ)ば問題なく送信できるようです。


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